【開発環境 #1】「XAMPP」から「WSL2・Docker」へ。開発環境を見直す
開発環境にXAMPPを使用していましたが、環境再構築・メンテナンス・カスタマイズの容易さを求め、「WSL2 + Docker」で開発環境の構築をすることにしました。
まず初めに、今回はWSL2の有効化とUbuntuのインストールをしていきます。
WSL2 + Docker の記事一覧
UEFI(BIOS)で仮想化を有効化
以下は、Ryzen(AMD)、ASUS製マザーボードでの設定です。
- Advanced
- CPU Configuration
- SVM
- [Enabled]
Windows Terminal インストール
必須ではありませんが今後も何かと使用するのでWindows Terminalをインストールしていきます。
- Microsoft Storeを開く
- Windows Terminalをインストール
Windowsの機能の有効化
- Windows Terminalを管理者として実行
- ツールバーからPowerShellを開く
Linux 用 Windows サブシステムを有効化
> dism.exe /online /enable-feature /featurename:Microsoft-Windows-Subsystem-Linux /all /norestart
仮想マシンの機能を有効化
> dism.exe /online /enable-feature /featurename:VirtualMachinePlatform /all /norestart
ここでPCを再起動します。
コントロールパネルでも可
3-1、3-2の設定はコントロールパネルからも可能です。
- コントロールパネル
- プログラムと機能
- Windowsの機能の有効化または無効化
- Linux用Windowsサブシステムにチェック
- 仮想マシン プラットフォームにチェック
- PCの再起動
Linux カーネル更新
x64 マシン用 WSL2 Linux カーネル更新プログラム パッケージをダウンロードし実行します。
WSL 2 を既定のバージョンとして設定
以下、PowerShellにて行います。
> wsl --set-default-version 2
# バージョン確認
> wsl -l -v
Linuxディストリビューション
任意のディストリビューションをインストール
今回はUbuntu 20.04 LTSをインストールします。
- Microsoft Storeを起動
- Ubuntu 20.04 LTSをインストール
- Windows スタートメニューから Ubuntu 20.04 LTS を起動
- ユーザー名設定
- パスワード設定
Error: 0x80370102 が発生した場合
おわりに
以上でWindowsでUbuntuが動くようになりました。PHPやApacheなどのプログラムをインストールすればWordPressが動くようになります。が、ゴールはDockerでの環境構築です。続きます。