【WordPress】 テーマ開発時の設定やプラグインまとめ
WordPressテーマ開発時の初期設定のメモです。
wp-config.php 編集
開発時にはエラーやデバッグの情報を表示します。本番環境では必ず無効化します。
wp-config.php の編集 - WordPress Codex
デバッグ情報の表示
WP_DEBUG
の有効化で、PHPのエラー、警告、通知、WordPressの非推奨の関数などが表示されるようになります。
WP_DEBUG - WordPress Codex
発行SQLの表示
SAVEQUERIES
の有効化で、発行SQLの確認ができます。
SAVEQUERIES - WordPress Codex
リビジョン機能の停止
WP_POST_REVISIONS
の無効化で、投稿履歴の保存が停止されます。データベースの肥大化を防ぐためですが、ローカル側ではそれほど気にする必要はないかもしれません。
指定する場合はrequire_once(ABSPATH . 'wp-settings.php');
より前に書く必要があります。
リビジョン管理 - WordPress Codex
自動保存停止
開発中は長時間テキストエディタを開いているので、ブラウザのリソース消費を防ぐために自動保存を停止します。
プラグイン
開発時にあると便利なプラグインです。
- Debug Bar
- ツールバーにSQLやキャッシュなどの表示メニューが追加されます。
- Debug Bar Extender
- Debug Bar を拡張します。パフォーマンスの確認、チューニングに必須です。
- Debug Bar Actions and Filters Addon
- 実行されたフックとアクションが確認できます。
- Debug Bar Transients
- Transients APIで使用したキャッシュ情報が確認できます。
- Query Monitor
- データベースクエリー、フック、条件文の確認ができます。
- Theme Check
- WordPress.orgへのテーマ提出時に行われる自動テストを実行できます。
参考サイト
開発時、いつもお世話になっているサイトです。
参考書籍
WordPress関連の書籍はたくさん出版されていますが、基本的なPHPの理解があれば、下記の書籍がオススメです。
中でも、エンジニアのためのWordPress開発入門は、2017年に出版された新しい書籍ということだけではなく、丁寧に構造から解説がされています。MVCは分かるものの、WordPressの仕組みをいまひとつ理解していなかったので、開発時に漠然とした不安がいつも付きまとっていました。けれども、この本のおかげで随分と解消されました。ただし、タイトル通り、初心者向けではないので、初めてWordPressに触れる人には不向きかもしれません。